制気口の種類をユニバーサル型からスリット型までご紹介

空調設備は、建物内で快適に過ごすためにとても大切な設備です。
新型コロナウイルスの影響もあり、換気を含めた空調設備の機能性も重視されるようになってきています。

今回は、その中でも空調設備に欠かせない制気口について解説していきます。

制気口とは

制気口とは、室内の空気を外に吸い出す吸出口、室内に風を吹き出させる吹出口をまとめた総称です。
室内の空気を循環させ清潔に保つことで、室内環境を快適にしてくれるのです。

制気口は、コンピュータ設備や機械設備などの機能維持や、医療機関や宿泊施設、商業施設などに必ずと言っていいほど設置されています。

制気口は空調の目的などによって形が変わるので、どのような空間づくりをするかよく検討したうえで制気口を選ぶと良いでしょう。

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空調の吹出口について、どこにどのタイプの制気口を設置したら良いか困っていませんか?ここではどんな場面でどの制気口を選んだ…

制気口の種類

制気口にはさまざまな種類があり、建物によって選定することが可能です。
本記事では、ランニングコストを抑えられるようなものから大型のものまでご紹介します。

種類1.ユニバーサル型制気口

可動式の羽根が付いている制気口です。
羽根を動かすことができるので風向きも自由に変更することができます。

角型の吹出口で可動式の流線形の羽根が付きます。

種類2.オート型制気口

温感センサーが組み込まれている製品です。
電気を使用しない自己温度感知型であるため、ランニングコストがかかりません。
製品の操作が困難な高天井などに多く設置されています。

種類3.床置き型制気口

オフィスフロアや劇場など天井が高い空間であっても、居住空間(人がいるところ)を空調することがきるため、省エネが図れます。

個人の好みに合わせて風量を調整することが可能なことや、ダクト施工する必要が無いため、取り付けが簡単なことからも人気の制気口です。

種類4.結露防止型制気口

制気口はアルミ製がほとんどであり、結露防止型の制気口には樹脂製カバーが取り付けられています。
樹脂製カバーを取り付けることで空気層を設け、結露を防止をします。

他にも、気流を利用して結露を防ぐ制気口や、ヒーターを装備した制気口などもあります。

種類5.システム・グリッド型制気口

高層ビルのオフィスなどに設置される制気口です。
システムライン、グリッド天井に適した制気口です。

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種類6.マルチ型制気口

主に天井に設置される制気口です。
種類が豊富なため、注文する際は注意してください。

種類7.ライン型制気口

吹出口が線状になっている制気口です。
羽根が取り付けられており、固定タイプと可動タイプを選ぶことができます。

種類8.ノズル型制気口

ホールなどの広い空間によく使われる制気口です。
騒音も少ないく到達距離を長くとれることが特徴です。

種類9.アネモ型制気口

アメリカのアネモスタット社から始まったためアネモ型と呼ばれています。
丸型、角型、パン型など細かな種類があり、最もスタンダードな制気口です。

種類10.スリット型制気口

ユニバーサル型と類似していますが、スリット型は羽根が動かず固定されており、主に吸込口として使用されます。

まとめ

今回は、制気口の種類をご紹介しました。

快適な空間作りに制気口は欠かせないアイテムです。
ぜひこの機会に、快適な室内空間作りの参考にしてはいかがでしょうか。

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