制気口のHS型とは?制気口の仕組みと種類を紹介

空調設備の一つである制気口。空調を屋内に届けるためには欠かせないものですが、たくさん種類があることをご存知ですか?

ここでは、制気口とはどんなものでどんな役割をしているのかをご説明します。
また、今回は制気口のなかでもHS型について詳しくお伝えしていきます。

制気口とは

オフィスなどでよくみられる空調の換気の役割をする機器です。

外の空気を取り入れ、中の空気を排出することにより常にきれいな空気を室内に循環させてくれるものです。
天井につけるタイプや、足元につけるタイプ。形も四角や丸など様々な種類があるのが特徴です。

制気口の役割

制気口は空調の換気用の機器ですが、主に役割が2つあります。
それは、空気を取り入れる吸込口と空気を排出する吹出口です。

制気口から取り入れる空気は、空調で温度や湿度が調節された状態の空気を取り入れ、送り届けてくれます。

環境によって空調の条件や屋内の条件は異なる為、場所に合わせた空気を届けることが制気口の一番大切な役割。
快適な空調で過ごすためにも制気口選びは重要なものです。

制気口の仕組み

1.吹出口から新しい空気を室内へ送る

空気調和機を用いて、温度と湿度を調整したものを屋内に送ります。
このときに室内の条件によって、空気をおくる方向や量などを吹出口の形状によって最適なものを選びます。

室内に設置するため、形や大きさ、色合いなどインテリアにマッチした種類の吹出口を選ぶことが必要です。そのため種類が多いのが特徴です。

2.吸込口から空気を吸い外へ出す

室内の古い空気を吸い、空調機へ戻すか外へ排出します。
室内の空気の流れをつくるために、吹出口から離れたところに設置をし効率よく空気が循環するように配置します。

吸込口は室内の空気を取り込むため、空気中のごみやホコリを吸い込みやすい性質です。
そのため、フィルターなどを取り付けることで空気を綺麗にしてくれる機能をするものもあります。

制気口ダンパー大学

空気循環に欠かせない制気口。密閉空間や窓が開けられない場所にはなくてはならないものになりますが、取り扱うメーカーもさまざ…

吹出口と吸込口の種類

制気口には吹出口と吸込口があり、吹出口は以下の3種類に分けられます。

  • アネモ型
  • 床置き型
  • ユニバーサルグリル型
  • 吸込口にも兼用として分類されるのが「ユニバーサル型」です。

    吸込口は主に室内の空気を吸い込み、空調機に送ったり室外に排出する役割がありますが、外気を取り入れる目的で使用する場合は、「ガラリ」と呼ばれる種類を使用します。

    アネモ型

    アネモは正確にはシーリングディフューザーといいますが、一般的にこの制気口を作った「アネモスタット社」から名前を取り、アネモと呼ばれています。

    また、丸型や角型と形によって、「丸アネモ」「角アネモ」と呼ばれることもあり、さらに「アネモ型吹出し口」「シーリング吹出し口」とも呼びます。

    天井に取り付けるタイプの吹出口で、最も採用されている吹出口です。
    グリル型のように方向を決めて風を送るタイプではないので、多方面に空気を拡散させることができます。

    広く空調を拡散することができるので、ショッピングモールなどの大きな施設で採用されることが多いです。

    アネモの特徴的な羽根は誘引作用が強く、冷風や温風を素早く届けて室内を快適な温度に変えてくれます。
    コーンとよばれるパーツを上下することにより気流の方向の変更や風量を調整することが可能。

    空調を天井に這わせることや、下方へ直接流すことで冷暖房機能を高めてくれます。
    自動で風量調整してくれるタイプのものもあります。

    床置き型

    床から空気を送るタイプの吹出口で、これも丸型や角形があります。

    床から空調の風が拡散されることで、自然体の風を出すことができ冬場の暖房で頭がボーっとしてしまうようなことがありません。

    さらには個人差のある空調の温度についても個々で調節することが可能なので、快適な空間づくりが実現できます。

    床置き型の場合、吹出口を床に設置し、上に吸込口をつくることで空気を循環させます。

    オフィスなどの配線等のために二重床になっているようなフリーアクセスフロアに採用されることが多いのが特徴。
    ダクト施工する必要がないため、施工が簡単なこともメリットです。

    ユニバーサルグリル型

    天井や壁に付けるタイプの制気口で、吹出口だけでなく吸込口として兼用できる型です。

    縦と横についた羽根は稼働することができ、気流の調節が可能です。
    フィルタ付きやシャッター付きになっていて、風量調節できるタイプもあります。

    制気口のHS型とは

    制気口の種類の中でも、HSはユニバーサルグリル型で天井や壁に取り付けるタイプです。

    形は角形で可動できる羽がついているのが特徴で、デザインがシンプルなためオフィスをはじめ様々な場所で設置されています。
    また吹出口と吸込口両方で使うことができるタイプなので、最も採用されている型です。

    Hは横、Sはシャッターの略式のため、直訳をすると横型のシャッター付きの制気口という意味になります。

    HS型は横向きの可動出来る羽根がついているため、風の通り方を調整でき、更にはシャッター付きのため風量の調節ができることが魅力です。
    ほかにも類似した制気口でシャッターの無いH型、V型(Vは縦という意味)。

    HS型の横型に対してVS型という、縦向きの可動出来る羽根がついているシャッター付きの制気口があります。
    また、縦横両方を合わせたVHS型もあります。

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    制気口の型式

    制気口の吹出口と吸込口には種類がありますが、さらに型式によって分類することができます。
    今回はHS型に注目して解説してきましたが、そのほかにどんな型式があるのか、簡単に比較していきましょう。

    吹出口の型式について(HS型、VH型、VHS型)

    吹出口で主に多いのは、HS型、VH型、VHS型の3種類です。

    吹出口の羽根が水平のタイプで、シャッターがついているのがHS型。
    前側の羽根が垂直で奥側が水平タイプのものはVH型で、この型にシャッターが付いているのがVHS型です。

    吸込口の型式について(GH型、GV型)

    吸込口で使われているのは、GH型、GV型になります。
    どちらも、主にフィルタ付きになっており、さらにシャッターがつくものはGHS型、GVS型となります。

    まとめ

    今回は制気口のHS型について詳しくご紹介しました。

    HS型はユニバーサルグリル型という一番制気口で採用されているシャッターということがわかりました。
    また、GH型はスリット型吸込口として一番採用されています。

    制気口は種類が多いので空調を取り付ける場所やシーンに合わせてつけられます。
    室内で快適に過ごすためにも、制気口の特徴と場所にあったものを取り付けましょう。

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