モーターダンパーとは?メーカーを紹介

モーターダンパーとはどのような仕組み・働きがあるダンパーなのでしょうか。
モーターダンパーというものを知っていても、その原理まで詳しく知っているという方は多くないかもしれません。
本記事では、モーターダンパーの仕組みや働き、メーカーを紹介します。

モーターダンパーとは

まず、ダンパーとは空気調和設備において、ダクトの中間に取り付け、風量を調節する装置の事をいいます。

そのダンパーには様々な種類があり、その中の1つがモーターダンパーです。
モーターダンパーとは遠隔操作用のダンパーで、風量を機械的に調節するためのものです。

外部には羽根の主軸部分が出ており、これに電動機を取り付け電動機の自動制御を行う事で風量を調節しています。
基本的には全開/全閉のタイプから、細かな風量調節を行うものまであります。

主に空調機の外気取入制御や、各部屋への風量調整に活用されます。
モーターダンパー(MD)

ダンパーの種類と特徴

ダンパーには様々な用途があります。

風量調整ダンパー

室内や室外へ送る空気量を調整する「風量調節ダンパー」には大きく2つに分けられ「ボリュームダンパー」と「モーターダンパー」があります。

「ボリュームダンパー」はダンパー外部にあるハンドルで羽根の開度調整を行う事ができます。
「モーターダンパー」はモーターを使用して風量を調節する事ができ、空調の自動制御が必要なダクトに設けられます。
風量調整ダンパー

逆流防止ダンパー

「チャッキダンパー」ともよばれている「逆流防止ダンパー」は空気の流れを一方向に限定して、空気の逆流を防ぐダンパーです。
逆流防止ダンパー

防火ダンパー

火災時に延焼を防ぐために設置されるのが「防災ダンパー」。

「ファイヤーダンパー」ともよばれ、内臓された温度ヒューズが火災時の温度上昇を感知します。設定温度に達するとヒューズが溶け、羽根が閉じる構造になっています。
防火ダンパー

防煙ダンパー

スモークダンパーとも呼ばれている「防煙ダンパー」は煙感知器と連動して、羽根が閉じる構造になっています。
防火ダンパーとしての機能も併せ持ったダンパーもあります。
防煙ダンパー

ダンパーの記号

ダンパーは図面上記号で表されるので、意味を理解しておくとその目的や日本語が分かるので便利です。

  • V(ボリューム):手動により風量調整する
  • M(モーター):モーター駆動により風量調整する
  • C(チャッキ):空気の逆流を防止する
  • F(ファイアー):温度ヒューズにより閉まり空気の流れを遮断して延焼を防ぐ
  • H(排煙):排煙系統のダクトに使用する。280℃の温度ヒューズにより閉まるFD
  • S(スモーク):煙感知器と連動して閉まり空気の流れを遮断する
  • P(ピストン):消化ガスの放出圧力で閉まり空気の流れを遮断する

モーターダンパーを提供しているメーカー

ここでは、モーターダンパーを提供しているメーカーと製品の特徴を紹介します。

メーカー1.空研工業株式会社

空研工業株式会社は大規模空間における「快適な空調環境」を創造しています。
冷却塔(クーリングタワー)、加熱塔、制気口、ダンパーなどの製品を取り扱っています。

空研工業株式会社が製造しているモーターダンパー

  • 風量調整ダンパー(VD)/モーターダンパー(MD)
  • モーターダンパー モーター付(MD-M共坂型)
  • モーターダンパー モーター付(MD-Mフランジ型)

モーターダンパーの導入について相談

メーカー2.株式会社メルコエアテック

株式会社メルコエアテックが製造しているモーターダンパー

■製品番号

  • AT-100DE
  • AT-150DE
  • AT-200DE
  • AT-250DE

■製品の特徴

  • 外周断熱仕様
  • 常閉式
  • ダクト中間取付形
  • 垂直取付可
  • 定格単相 100V 50/60Hz
  • 消費電力 3.9W/3.4W
  • 色調:ホワイト(カチオン電着塗装)
  • 材質:鋼板

メーカー3.西邦工業株式会社

昭和51年設立の西邦工業は、建築用換気口及び空調用吹出口の専業メーカーとして、今求められている斬新なデザインと高性能な製品を目指して努力しています。

規格品以外に特注品も製作しています。
尚製品の一部は米国で生産され、プロジェクトリストに見られる様に米国を中心に世界各国で使用されています。

西邦工業が製造しているモーターダンパー

鋼板製モーターダンパー 開閉式 フューズ無し

■材質

  • 外板: 亜鉛鉄版 1.6t
  • 羽根: 亜鉛鉄版 1.6t
  • シャフト: 亜鉛メッキ Φ8.0
  • ブッシュ: 黄銅製メッキ Φ12.0
  • パッキン: シリコーンパッキン
  • モーター: 電圧AC100V・消費電力6W

■特徴

  • 開閉羽根のシリコーンパッキンにより、高密閉性能が得られ、 遮音・防風雨性能に優れている
  • AC100Vで使用できる
  • 遠隔操作で好きな場所から操作可能
  • 材質は亜鉛鉄板製で耐久性に優れている
  • 常時通電している状態での開閉動作となる

■使用条件

  • 仕様静圧:600Pa MAX
  • ダクト内風速:8m/s MAX
  • 周囲温度:-10〜40℃(但し結露・結氷・着露しないこと)
  • ダクト内温度:-10〜50℃(但し結露・結氷・着露しないこと)
  • 動作作業:Φ100〜Φ150 約3秒/Φ175〜Φ300 約17秒

■型

  • MD100
  • MD125
  • MD150
  • MD175
  • MD200
  • MD225
  • MD250
  • MD275
  • MD300

メーカー4.株式会社フカガワ

株式会社フカガワは1960年に「株式会社深川製作所」としてダクト用ハゼ折機の製造、販売により空調ダクト業界に役立つ事を目標に創業されました。

以来、一貫として空調ダクト工事に関する全ての商品を取り扱っており、製品効率改善、現場作業効率改善の開発を続けています。
各種ダクト製造用機械をはじめ、空調用ダクト、各種部材、消耗品の販売を行っています。

株式会社フカガワが製造しているモーターダンパー

■MDM(モーターダンパー モーター付)作動電圧AC/DC24V
空気の流れる量を調節するダンパー。電動モーターで駆動し、空調の自動制御が必要なダクトに設置可能です。
モーター機種を二位置制御と、比例制御より選定してください。

1.MDM(モーターダンパー モーター付)作動電圧AC100V/200V

  • MDM-TSA(共坂式)/MDM-SA(FG式)モーター付二位置制御補助スイッチ無
  • MDM-RIA 二位置制御補助スイッチ無

2.MD(モーターダンパー モーター別売)
空気の流れる量を調節するダンパー。空調の自動制御が必要なダクトに設置可能です。
電動モーターを取り付けるためのシャフトが出ています。

  • MDM-TSA(共坂式)/MDM-SA(FG式) モーター別売
  • MDM-RIAモーター別売

まとめ

モーターダンパーの仕組みや働きなどお分かりいただけましたでしょうか?

モーターダンパーとは、モーター駆動でダンパーの羽を動かして、開閉または風量を調節する装置です。
ダンパーにも様々な種類があります。

空気調和設備の用途に応じて使い分けましょう。

モーターダンパーの導入なら空研工業

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