モーターダンパーとは?仕組みや構造を徹底解説

ダンパーとは、空調設備工事で空気の量などを調節する際に使う装置です。
またダンパーには多くの種類があり、モーターで動くタイプもあれば、手動で動くタイプもあります。

今回はモーターで動くモーターダンパーの仕組みや原理、構造などを詳しく紹介していきます。

モーターダンパーの役割

モーターダンパーの役割は、空調の風量を調節することです。
ダクトと呼ばれる空調設備に取り付ける機器で、遠隔操作で風量の制御ができます。
空気の風量を調節するダンパーで、ボリュームダンパーというものが、こちらは自動ではなく外部についているハンドルを使い、手動で風量を調整するタイプです。

モーターダンパーは自動、ボリュームダンパーは手動と覚えておきましょう。
モーターダンパー(MD)

モーターダンパーの仕組み

モーターダンパーがどういう仕組みになっているかというと、風の通り道であるダクトに取り付けられ、モーターを駆動させることにより内側の羽根が開閉する仕組みになっています。
この羽根の角度を動かすことで、空気の量を多くしたり少なくしたり調節することができるのです。

モーターダンパーの仕組み上、いくつか取り扱いに注意する項目があります。

  • 形が歪んだり変形したダクトに取り付けると壊れてしまう可能性がある
  • 使用可能な温度は-10℃~50℃の間
  • 防水機能はないので、必ず室内で使用すること
  • 偏流や振動により破損の恐れがあるので、送風機の近くには取り付けない

以上のことを守り、正しい環境で使用するようにしましょう。

すでに破損・故障など発生している場合は、すぐに業者にご依頼ください。

モーターダンパーの修理・交換なら空研工業

モーターダンパーの方式

モーターダンパーはON/OFFまたは比例制御という方式をとっています。
比例制御とは、目標に設定した値と現在値の差に比例して操作量を調節する制御方法です。
目標値に近ければ操作量を小さくし、逆に目標値に遠ければ操作量を大きくして適切な量に調節していきます。

例えば、冷房の温度を20℃に設定していた場合、室内温度が19℃であれば室内温度を適温に保つため、羽根の開度を狭くして風量を少なくするようにします。

逆に、室内温度が30℃と高い場合は羽根の開度を広くして風量を多くすることで、設定温度である20℃に出来る限り近づくようにします。

モーターダンパーの構造

モーターダンパーは、約20種類程の部品構成になっており、それぞれが空気を調節する上で重要な役割を担っています。
ケーシングと呼ばれる四角いメッキ鋼板で出来た枠の中に必要に応じた数の羽根が入っているのが一般的です。

肝心の羽根を動かす為のモーターはケーシングの外側に取り付けられており、羽根の角度を調節する為の開閉機構もモーターのすぐ近くについています。

また、ダンパーは正常に運転しているかどうかを定期的に点検する必要があります。
点検方法も合わせて紹介しますので、参考にしてください。

  • 定期的にダンパーを全開、全閉し正常に動作するか確認する
  • 使用時に異音が出ていないかを確認する
  • 使用時のがたつきが無いかを確認する

もし上記のような症状がみられた場合は、放置せずすぐにメーカーに問い合わせてください。
放置してそのまま使ってしまうと故障に繋がり、最悪の場合、新しいダンパーへの交換が必要となる可能性があります。

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まとめ

モーターダンパーは、多くの人が自分で設置することは無いと思いますが、私達の生活に関係するものです。
大まかな構造を知っておいて損はありません。

また、設備業者の方は今回説明した注意事項を参考に取り付け、取り扱い、定期点検を行いましょう。
せっかく苦労して設置したモーターダンパーがすぐに壊れないようにしたいものですね。

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