制気口のガラリとは?役割や選び方、おすすめ製品を紹介

空気の循環をするには空気の通り道を作らなければなりません。
その役割の担うのが制気口です。

制気口の設置は室内用と屋外用とあり、ガラリは屋外用としても力を発揮します。
ここでは制気口のガラリの役割や選び方、おすすめ製品などを紹介しましょう。

制気口のガラリの役割とは

制気口は吹出口や吸込口の総称。
吹出口にて室内の空気を排出し、吸込口にて外気を取り込む役割があり、吸込口は室内と屋外に設置します。

屋外用に設置する際にガラリが必要です。

屋外用として力を発揮するガラリですが、ガラリにはブラインドのような板(羽根)がついています。
この板が雨などの侵入を防いでくれるのです。

ガラリがなければ、ダクト内に雨水やホコリなどの汚染物質が入り込み、最悪な環境となってしまいます。

窓のない密閉空間には空気の通り道がまったくありません。
空気の通り道となる制気口は、窓や換気扇のようなに空気の出し入れし、室内を快適に保つことに繋がるのです。

制気口のガラリの種類

さまざまな種類があるガラリ。
設置場所の状況に合わせて選びましょう。

ここでは、ガラリの種類を紹介していきます。

種類1.ガラリの形

ガラリには大きく分けて2種類の形があり、丸形と角型です。
それぞれの特徴を紹介します。

丸形ガラリ

小さなところに設置することができ、さまざまな場所に設置可能です。
制気口として以外にも、給気口としても使われます。

角形ガラリ

大きなところでも設置可能です。
長方形や正方形のタイプがあり、丸形と比べるとサイズ的に余裕があります。

種類2.羽根の形

ガラリに付いている羽根の種類はさまざまあります。
それぞれの羽根を紹介しましょう。

  • H型:羽根が横に付いているタイプ
  • V型:羽根が縦に付いているタイプ
  • 片流れ型:羽根の片方が高くなっているタイプ
  • 山型:羽根が山のような形になっているタイプ
  • パンチング型:金属の板に無数の穴が空いているタイプ
  • メッシュ型:金網のようなメッシュの板が付いたタイプ
  • フラッティー型:溝になっており内側の穴から出し入れするタイプ
  • 種類3.そのほかのガラリタイプ

    一般的にガラリは丸形・角形ですが、設置する環境下によって使い分けることができます。
    ここでは変わったタイプのガラリを紹介しましょう。

    フード付きガラリ

    丸形ガラリによく見られるタイプです。

    フードがあることから、横方向から降る雨や強風などの厳しい天候でも対応。
    フードの種類は、深型(U型)・半月状の丸形・丸形フラット型・スクエア型があります。

    ダンパー付きガラリ

    空気の流れを遮断する機能があるタイプです。

    溶解ヒューズにより、ヒューズが溶けることにより遮断する『防火タイプ』、空気を取り込む際の圧力に反応する『逆風防止タイプ』があります。
    屋外専用のガラリです。

    可動式ガラリ

    空気の出し入れを調節できるタイプです。

    調節できるため、状況に合わせた環境下で使用できます。
    調節方法としては、羽根を動かすタイプと、固定された2つのガラリを上下にすることで調節するタイプ。

    フィルター付きガラリ

    その名のとおりガラリにフィルターが付いたタイプです。
    羽根だけでは雨水や大きめのゴミなどしか防げませんが、フィルターによって細かいちりやゴミなどの侵入を防ぐことができます。

    しかし、フィルターに汚れが溜まるで定期的に掃除・交換が必要です。

    制気口ダンパー大学

    空気循環に欠かせない制気口。密閉空間や窓が開けられない場所にはなくてはならないものになりますが、取り扱うメーカーもさまざ…

    制気口のガラリの価格相場

    上記でも紹介しましたが、ガラリだけでたくさんの種類があります。
    その中でもよく目にする丸形フード付きガラリを5社選び、比較してみましょう。

  • フカガワ 丸形フード付きガラリ GN150S-HL 3,800円
  • NASTA ステンレス丸型フード付ガラリ KS-150SHG 3,500円
  • バクマ工業 丸形フード付ガラリ B-150MVL 4,450円
  • メルコエアテック 丸形フード縦ギャラリ AT-150MGA4 5,000円
  • 西邦工業 セルフード 同芯ガラリ型 SFX150X 5,000円
  • 丸形フード付きガラリは、4,000円前後の参考価格となります。
    今回比較した製品も4,000円程度になるため、この金額が相場といえるでしょう。

    しかし、メーカーによってはカラー選択や防火付きなどのオプションも追加できるため、この相場よりかは高くなる傾向です。

    より詳しい価格を知るには、メーカーに見積もりを出すといいでしょう。

    制気口のガラリを見積りを依頼

    制気口のガラリの選び方(選定基準)

    ガラリにも適した場所があるため、適したものを選ぶことが大切です。
    これから紹介するガラリの選び方を参考に、ふさわしいガラリを選定してください。

    選び方1.必要な風量を知る

    空気の排出する役割のある外壁に設置するガラリですが、風量が大きくなると騒音に発展することもあるため、風量を知ることは大切です。

    有効開口面積に風速をかけると風量を出すことができます。

    『風量(m3/h)=有効開口面積(m2)×風速(m/s)×3600(m/h)』

    風速は測定器を使い、風の通り道より風速を測定するといいでしょう。
    より正確に風量を測定することができます。

    ただし、有効開口面積は制気口の種類によって異なります。

    また、排気部分として使うガラリの推奨風速は4.0m/s以下となっていますので、風速と風量の合うように設置面積を決めましょう。

    選び方2.設置場所の環境を知る

    外壁に取り付ける場合、まず一番気になるのが雨や風、ほこりなどです。
    そのため、設置場所の環境下を確認しましょう。

    まわりにビルなどがない建物は雨や風などに晒されやすいため、開口率が高いガラリの使用は意味がありません。

    また、制気口から出る音が騒音の原因にもなりますので、低騒音などの騒音対策がされたガラリを選ぶようにしましょう。

    選び方3.羽根のタイプを決める

    外壁に取り付けるガラリは羽根の向きが肝心です。
    羽根の向きによって雨などの侵入を防ぐことができるため、どのタイプの羽根のものがいいのか決めましょう。

    羽根のタイプと同様に、素材も確認してください。
    外気に触れる時間が長いと素材によっては風化し、そこから雨漏りなどの原因になります。

    そのため、浸食性の強い素材や加工されたガラリにしましょう。

    おすすめの制気口のガラリ3選

    最後に、おすすめの制気口ガラリを紹介します。
    さまざまなタイプがあるので、設置する環境に適したガラリ選定に役立ててください。

    おすすめのガラリ1.空研工業 スリット型吸込口 DG型、NLV型、GL型

    DG型・NLV型

    屋内で使用できるタイプのガラリです。
    DG型の開口率は35%に対し、NLV型は24%です。

  • DG型:不透視を考慮したデザインの羽根になっているタイプ
  • NLV型:山形の羽根をダブルで使用しているため、遮光性が高いタイプ
  • GL型

    屋外で使用できるタイプのガラリです。
    開口率も低いため、雨や風、ホコリなどの侵入を防ぎつつ、室内の空気を外に送り出すことができます。

    また、GL型は羽根に雨返しがついているため、雨水の侵入を防いでくれます。

    おすすめのガラリ2.檜工業 DG型、DG2型、DG3型

    不可視型として作られているガラリです。
    外から中身が見えないようになっているので、通路に面した壁にも取り付けられます。

    DG型は山形の羽根がシングルですが、DG2型、DG3型はダブル・トリプルと並んでいるため、遮光率が非常に高いです。
    遮光率の高さから、完全遮光の場で広く採用されています。

    おすすめのガラリ3.アイエム換気 IM-103型スライドレジスターシリーズ

    換気量を調節できるスライド式のガラリです。
    調節は室内からできます。

    ガラリの前にフィルターやアミを付けることにより、雨や虫などの侵入を防ぎます。
    素材はアルミ、ブロンド、ステンレスの3種類ですが、換気面積が一番大きいのはアルミ素材です。

    まとめ

    空気の出し入れを行う役割としてガラリは大切です。

    ガラリがなければ、汚染された空気が室内を循環するため、人体やものなどに被害が出てしまいます。
    また、今空気の循環は必要不可欠です。

    その良さを発揮するため、ぜひこの記事で紹介した選び方を参考にして適切なガラリを選定してください。

    制気口のガラリの導入なら空研工業

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