天井用制気口は、いろいろな形状があるうえ、更に天井のタイプも考慮しなければならないため、どんなものを選んだら良いのかわからないという方もいるのではないでしょうか?
本記事で、天井用制気口の特徴、選び方などについてご紹介していきます。
天井用制気口とは?
制気口は建物内に設置される設備のことです。
大きく分けると「吹出口」と「吸込口」の2種類があります。
「吹出口」は、建物の中へ空気を取り入れる目的で設置される設備です。
「吸込口」は、建物内の空気を回収して、室外へ排出するためや空調機へ戻すために設置される設備となっています。
天井用制気口は、その名前が意味する通り、天井に設置する制気口(吹出口や吸込口のこと)を指しているのです。
グリッド天井やシステム天井用など、建物の天井の種類に合わせた制気口を設置します。
天井用制気口の3つの選び方(選定基準)
次は、天井用制気口の選び方について見ていきましょう。
選び方1.天井の状態を確認する
天井用制気口を選ぶ際には、設置する天井のタイプを調べておきましょう。
オフィスビルや大規模商業施設では、グリッド型システム天井やライン型システム天井などになっている場合が多いです。
古くからある学校や病院などの建物では、石膏ボードなどが在来工法天井となっている場合もあるため確認が必要です。
選び方2.建物のイメージに合う素材を選ぶ
天井用制気口には、アルミ、鋼板、塩化ビニール、木材などいろいろな素材が使われています。
素材によって見た目の印象も変わってくるため、建物の雰囲気に合うものを選んだほうが良いでしょう。
選び方3.結露対策がされているかどうか
室内と室外の温度差が大きいと、天井用制気口付近が結露してしまうことがあります。
天井用制気口の真下に、デスクや家電製品などを配置する場合は、結露対策が施されているものを選んだほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、天井用制気口の特徴、選び方などをご紹介しました。
天井用制気口は、「吹出口」と「吸込口」などがあり、どちらも建物の空気をきれいに保つために欠かせないものです。
本記事でご紹介した製品やメーカーを参考にしながら、最適なものを選んでみてください。